世界王者アーカイヴス

坂田健史

 1980年(昭和55年)1月29日、広島県出身。高卒後に上京し、98年12月にプロデビュー。

 全日本フライ級新人王を獲得後、01年4月に日本フライ級タイトルを獲得。内藤大助と引き分けるなど3度防衛後、一度はタイトルを失うが1年で奪回。

 04年、05年、06年と3度の世界挑戦を企てるが、いずれも僅少差の判定負け。07年3月、計量失格の前WBA世界フライ級王者ロレンソ・パーラ(ベネズエラ)を3回で棄権に追い込みTKO勝ち、4度目の世界挑戦で悲願を達成した。暫定王者ロベルト・バスケス(パナマ)との統一戦で明白な判定勝ちを収めるなど4度の防衛を果たした。

 旺盛なスタミナと手数、勝負度胸を備えた右のファイター型。
 戦績は44戦36勝(17KO)6敗2分。
 引退後、稲城市の市会議員に転身。

2012.01.10更新