世界王者アーカイヴス

徳山昌守

  1974年(昭和49年)9月17日、東京都出身。朝鮮籍を持つ在日3世。本名=洪昌守(ホン・チャンス)。高校時代にアマチュアで 17戦12勝(2KO、RSC)5敗の戦績を残し上阪、94年9月にプロデビュー。

  97年に2度の日本タイトル挑戦失敗を経験後、98年12月に元世界王者の井岡弘樹を破って台頭。99年に東洋太平洋スーパー・フライ級タイトルを獲得し、翌2000年8月、WBC世界スーパー・フライ級チャンピオンの曹仁柱(韓国)を下して戴冠。
  このタイトルはジェリー・ペニャロサ(比)やディミトリー・キリロフ(ロシア)らを相手に日本歴代3位の8度防衛。

  川嶋勝重に敗れてタイトルを失ったが1年で奪回。さらに2度の防衛を重ねたが、06年に王座を返上して引退した。

  左ジャブと間合いの計り方に卓抜した技量を持った右のボクサー型。戦績は36戦32勝(8KO)3敗1分。

2008.06.01更新