世界王者アーカイヴス

レパード玉熊

  1964年(昭和39年)1月25日、青森県出身。
本名=玉熊幸人。高校、大学で42戦35勝7敗のアマチュア戦績を残して83年5月、プロデビュー。

  全日本フライ級新人王を獲得後、立て続けに3度の敗北を経験するが、87年に日本フライ級タイトルを獲得し、4度の防衛をマーク。

  15連勝の余勢を駆って89年3月、金容江(韓国)のWBC世界フライ級タイトルに挑戦したが、僅差の12回判定負け。翌90年7月、李烈雨(韓国)のWBA同級タイトルに挑み10回TKO勝ち、戴冠を果たす。
91年3月、エルビス・アルバレス(コロンビア)にタイトルを明け渡し、引退。

  キャリアの前半はサウスポーの典型的なボクサー型だったが、後年はコンパクトな左右フックを上下にまとめるボクサーファイター型に変身した。
戦績は33戦27勝(13KO)5敗1分。
現「レパード玉熊ボクシングジム」会長。

2008.06.01更新