WBA & WBC世界ミニマム王者 大橋 秀行

 1965年(昭和40年)3月8日、神奈川県出身。インターハイで優勝するなどアマチュアで45戦42勝(27KO、RSC)3敗の戦績を残し、「150年にひとりの天才」の触れ込みで85年2月にプロデビュー。

 86年6月に日本ライト・フライ級タイトルを獲得。半年後、プロ7戦目で張正九(韓国)の持つWBC同級タイトルに挑戦したが5回TKO負け。1年半後の98年6月に再挑戦したが、8回TKOの返り討ちに遭った。

 その後、ミニマム級にクラスを落とし、90年2月、崔漸煥(韓国)を9回KOに破ってWBC世界ミニマム級タイトルを獲得。リカルド・ロペス(メキシコ)の軍門に下って無冠になったが、92年10月にはWBAで返り咲きを果たした。

 カウンターとボディ打ちを得意とする右のボクサーパンチャー型。現「大橋ボクシングジム」会長。07年から東日本協会の協会長を務める。