WBA世界ライトフライ級王者
 具志堅用高
 1955年(昭和30年)6月26日、沖縄県出身。インターハイ優勝などアマチュアで65戦62勝(50KO)3敗の戦績を残し、74年5月にプロデビュー。当初はフライ級で戦っていたが、ライト・フライ級新設にともなって転級。

 76年10月、9戦目にしてWBA世界ライト・フライ級タイトルに挑戦。ファン・グスマン(ドミニカ共和国)を7回KOに下してタイトル獲得。翌77年から80年までの4年間で13度の防衛をマーク。これは日本人の世界タイトル防衛記録として、現在も破られていない。

 81年3月、伏兵ペドロ・フローレス(メキシコ)に12回KO負けを喫し、デビュー以来の連勝が23でストップ。世界タイトルも失い、その試合を最後に引退した。

 「カンムリ鷲」の異名をとったサウスポーのボクサーファイター型。戦績は24戦23勝(15KO)1敗。
 現「白井・具志堅スポーツジム」会長。