1960年(昭和35年)11月29日、沖縄県出身。本名=剛。高校時代にインターハイで優勝するなどアマチュアで43戦37勝(28KO、RSC)6敗の戦績を残し79年5月、プロデビュー。
3戦目に後の世界ランカー、今井房男に判定負けを喫するが、その後は日本記録の15連続KO勝ちをマーク。その間、拳の骨折、手術を繰り返し、2年近いブランクも経験している。
84年12月に日本、85年7月に東洋太平洋ライト級タイトルを獲得。86年7月、レネ・アルレドンド(メキシコ)を衝撃的な1回KOに屠ってWBC世界スーパー・ライト級タイトルを獲得。1年後、アルレドンドとの再戦で敗れタイトルを失った試合がラスト・ファイトとなった。
鋭い踏み込みと左右の強打に定評のある好戦的な左ファイター。戦績は25戦22勝(20KO)2敗1無効試合。