WBA世界フライ級王者
 清水 智信

 1981年6月28日、福井県出身。東京農業大学などアマチュアで78戦68勝(25KO、RSC)10敗の戦績を残し、04年3月に金子ジムからプロデビュー。

 2戦目に不覚のTKO負けを喫したが、以後は9連勝をマーク。07年4月、ポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)、08年7月に内藤大助(宮田)の持つWBC世界フライ級王座に挑戦したがいずれも敗退。この間の08年4月に日本フライ級王座を獲得し、これは4度の防衛を果たした。

 11年8月、1階級上のスーパー・フライ級でウーゴ・カサレス(メキシコ)に挑戦。中盤から終盤に抜け出して12回判定勝ち、王座を獲得した。

 巧みな位置取りとスピード、ワンツーの切れで勝負する右ボクサー型。経験を積むにしたがい好戦的なスタイルに変貌を遂げつつある。戦績は23戦19勝(9KO)3敗1分。