1991年7月12日、大阪府出身。十代半ばで単身メキシコに渡り、アマチュアで30戦(27勝10KO、RSC1敗1分1無効試合)を経験後、08年11月にプロ転向。
ルーキー時代はメキシコでの試合が多く、「エル・メヒカニート」(メキシコの少年)の異称で呼ばれた。そこで中米王座やユース王座、北米王座など数々の地域タイトルを獲得。日本では長兄・興毅、次兄・大毅と同じ亀田ジムに籍を置き、東京、大阪、高松、横浜などを転戦してランクを上げていった。
13年8月、フィリピンのセブ市でWBO世界バンタム級王者パウルス・アンブンダ(ナミビア)に挑み、大差の12回判定勝ち。日本初のWBO王者になるとともに、3兄弟で世界王者になるという史上初の快挙を成し遂げた。28連勝は日本の歴代5位タイ記録。
スピードと強打を兼備した右のボクサーファイター型。戦績は28戦全勝(18KO)。