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1940年7月6日、米国ハワイ出身。
日系3世で本名はポール・タケシ・フジイ。米国ネバダ州やカリフォルニア州のゴールデン・グローブ大会で優勝するなど、アマチュアで132戦116勝16敗の戦績を残し、64年4月、プロデビュー。 海兵隊で鍛えた強靭な肉体と「ハンマー・パンチ」と恐れられた強打で勝ち進み、65年に日本スーパー・ライト級タイトル、66年に東洋同級タイトルを獲得。 67年4月、サンドロ・ロポポロ(伊)を衝撃的な2回KOに屠って世界スーパー・ライト級チャンピオンとなった。このときリング上で叫んだ「岡山のおばあちゃん」「大和魂」「勝ってもかぶってもオシメ」(勝って兜の緒を締めよ)は当時の流行語となったほど。68年12月、2度目の防衛戦でタイトルを失った。 パワーを前面に押し出した典型的なファイター型。 戦績は38戦34勝(29KO)3敗1分。 |
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