WBC世界フェザー級・スーパーフェザー級王者
 粟生 隆寛

 1984年4月6日、千葉県出身。アマチュアで高校のメジャー・タイトルを6個獲得するなど79戦76勝(27KO、RSC)3敗の戦績を残し、03年9月に帝拳ジムからプロデビュー。

 07年3月、梅津宏治(ワタナベ)を判定で下して日本フェザー級タイトルを獲得。2度防衛後の08年4月、OPBF同級チャンピオンの榎洋之(角海老宝石)と対戦したが、三者一致のドローに終わった。日本王座返上後の08年10月のオスカー・ラリオス(メキシコ)への挑戦はダウンを奪いながら惜敗だったが、09年3月の再戦で大差判定勝ち、WBC世界フェザー級タイトルを獲得した。

 10年11月にはWBC世界スーパー・フェザー級タイトルを獲得、2階級制覇を達成。

 スピードとテクニック、カウンターに秀でたサウスポーのボクサーファイター型。
戦績は25戦22勝(10KO)2敗1分。