WBA世界ミドル級王者
 竹原 慎二

  1972年(昭和47年)1月25日、広島県出身。中卒後、元ボクサーの父親の助言でボクサーを志し上京。89年5月、プロデビュー。

  90年2月に全日本ミドル級新人王に輝き、91年10月には11連勝(10KO)で日本同級タイトルを獲得。
  4度防衛後の93年5月、東洋太平洋ミドル級チャンピオンとなり、6度の防衛をマーク。V6戦ではダブル・ノックダウンという珍場面も。
  95年12月、WBA世界ミドル級チャンピオンのホルへ・カストロ(アルゼンチン)に挑み、ダウンを奪って12回判定勝ち。日本人として初の世界ミドル級チャンピオンとなった。

  翌年6月の初防衛戦でウィリアム・ジョッピー(米)に9回TKO負けで王座を失い、眼疾のため引退した。

  ワンツーと左フックが主武器の好戦的な右のボクサーファイター型。戦績は25戦24勝(18KO)1敗。引退後はタレントに転身。