1954年(昭和29年)1月16日、茨城県出身。高校、大学を通じて95戦80勝(48KO)15敗のアマチュア戦績を残し76年7月、プロデビュー。
引き分けを挟んで8連勝を収めるなど順調に歩を進めたが、78年に元世界フライ級王者バーナベ・ビラカンポ(比)にボディを攻められて4回KO負け。
さらに後の世界王者・金煥珍(韓国)にも敗れるなど挫折を経験したが、80年1月、クラスを落としてWBC世界ライト・フライ級チャンピオンの金性俊(韓国)に挑戦。この試合で不利の予想を覆して15回判定勝ちを収め、タイトルを獲得した。
2ヵ月半後の初防衛戦でイラリオ・サパタ(パナマ)に僅差で敗れ王座陥落。返り咲きを狙った再戦でも敗れた。
小気味いい攻撃を身上とした右のボクサーファイター型。戦績は19戦13勝(7KO)5敗1分。