WBA世界スーパーバンタム級王者
 李 冽理

 1982年5月20日、大阪府出身。大阪朝鮮高級学校、朝鮮大学校時代にアマチュアで55戦47勝8敗の戦績を残し、05年9月、プロデビュー。

 引き分けを挟んで6連勝後に7回負傷判定負けを喫したが、それ以外は順調に白星を重ね07年11月に日本ランク入り。09年7月、世界戦経験もある元日本&OPBF王者の榎洋之(角海老宝石)に勝って世界ランカーの仲間入りを果たす。

 10年2月、日本フェザー級タイトルを獲得。初防衛戦を経て同年10月、1階級下のスーパー・バンタム級で世界挑戦。不利の予想を覆してプーンサワット・クラティンデーンジム(タイ)をポイントアウト、世界タイトルを手に入れた。

 独特の距離コントロールと右カウンターを得意とする右のボクサーファイター型。戦績は19戦17勝(8KO)1敗1分。