WBA世界ミニマム級王者
 宮崎亮
 1988年8月20日、大阪府出身。高校時代にインターハイで優勝するなど34戦30勝4敗のアマチュア戦績を残し、06年12月に井岡ジムからプロデビュー。
 2度の負傷引き分けを経験した以外は順調に白星を重ね、09年10月、嘉陽宗嗣(白井・具志堅)を破って12戦目で日本ライト・フライ級タイトルを獲得。10年6月には家住勝彦(レイスポーツ)に8回TKO勝ちを収めてOPBF王者になった。このタイトルは4度防衛後、世界挑戦のため返上した。
 12年の大晦日、同僚・井岡一翔が返上して空位になっていたWBA世界ミニマム級王座を元王者ポーンサワン・ポープラムック(タイ)と争い、12回判定勝ちを収めて戴冠を果たした。
 距離を詰めて打撃戦を仕掛ける好戦的な右のボクサーファイター型。戦績は21戦18勝(10KO)3分。