WBA世界ライト級王者
 オルズベック・ナザロフ

  1966年(昭和41年)8月30日、キルギス共和国カント出身。アマチュアで165戦153勝12敗の戦績を残し、勇利・アルバチャコフら旧ソ連選手とともに来日。90年2月、「グッシー・ナザロフ」のリングネームでプロデビュー。

  91年2月、6戦目で日本ライト級タイトルを獲得。92年5月には東洋太平洋同級タイトルも獲得。
  93年10月、敵地でディンガン・トベラ(南ア)を12回判定で破り、WBA世界ライト級タイトルを奪取。防衛は3度の海外遠征を含め6度を記録。

  98年5月、フランスでジャン・バチスト・メンディ(仏)に敗れてタイトルを失った。

  相手に重圧をかけながら短い間合いで繰り出すワンツーを得意とするサウスポーのボクサーファイター型。
戦績は27戦26勝(19KO)1敗。現在はキルギスで議員を務めている。