1949年(昭和24年)10月21日、東京都出身。
中学卒業後、プロボクサーを目指してジムに入門。66年11月、17歳でデビュー。
ノンタイトル戦で日本王者、東洋王者を下した後、70年10月、21歳の若さでベルクレック・チャルバンチャイ(タイ)を13回KOに下してWBA世界フライ級タイトルを獲得。このタイトルは2年3ヵ月の間に5度防衛。
4度目のオルランド・アモレス(パナマ)、5度目のチャチャイ・チオノイ(タイ)戦はダウンを挽回しての劇的な逆転KOだった。また在位中、世界ランカー相手のノンタイトル戦でも4勝を収めている。
旺盛なスタミナと闘志を前面に押し出した攻撃的な右ボクサーファイター型。ワンツーの連打は威力があった。
5度目の防衛戦から23日後の73年1月25日、首都高速で不慮の事故死を遂げた。
戦績は38戦35勝(16KO)2敗1分。