WBC世界スーパーバンタム級王者
 畑中 清詞

  1967年(昭和42年)3月7日、愛知県出身。アマチュアで31戦26勝(21KO、RSC)5敗の戦績を残し、84年11月にプロデビュー。

  初陣から5試合連続1ラウンドKO勝ちを収め、85年度の全日本スーパー・フライ級新人王に輝く。87年には日本同級タイトルを獲得。
  88年9月、ヒルベルト・ローマン(メキシコ)の持つWBC世界スーパー・フライ級タイトルに挑戦したが、ダウンを喫して完敗。

  その後、クラスをスーパー・バンタム級に上げ91年2月、WBA同級王者ペドロ・デシマ(アルゼンチン)に挑戦。再び初回にダウンを喫したが挽回し、合計6度のダウンを奪って8回TKO勝ち、名古屋初の世界王者となった。初防衛戦で敗れ、眼疾のため引退。

  ジャブから右に繋ぐ正統派の右ボクサーファイター型。戦績は25戦22勝(15KO)2敗1分。現「畑中ボクシングジム」会長。