WBA・WBC世界ミニマム級
 WBA世界ライトフライ級王者
 井岡 一翔

 1989年3月24日、大阪府出身。興国高校時代に高校6冠を達成したほか、東京農業大学時代には大学日本一に貢献するなど、アマチュアで105戦95勝(64KO、RSC)10敗を記録。09年4月、大学を2年で中退してプロデビュー。

 3戦目に世界ランカーの國重隆(大阪帝拳※当事)を破って早々と頭角を現し、10年10月には瀬川正義(横浜光)との王座決定戦を10回TKOで制して日本ライト・フライ級タイトルを獲得。

 11年2月、40戦無敗を誇ったWBC世界ミニマム級王者オーレドン・シッサマーチャイ(タイ)に挑戦。2回にダウンを奪ったすえ5回に左ボディブローを決めてTKO勝ち、国内最短となる7戦目で戴冠を果たした。
 攻防のバランスがとれた右のボクサーファイター型。叔父は元2階級制覇王者・井岡弘樹(井岡ジム会長)。
 戦績は9戦全勝(6KO)。