WBC世界スーパーフライ級王者
 川島 郭志

  1970年(昭和45年)3月27日、徳島県出身。幼少時から父親の指導を受け、高校時代にインターハイ優勝などアマチュアで30戦27勝(15KO、RSC)3敗の戦績を残し、88年8月にプロデビュー。

  4戦目の東日本フライ級新人王戦決勝で渡久地隆人(ピューマ渡久地)に6回KO負け。翌89年には再起2戦目で1回KO負けを喫し、その後も拳を骨折するなど挫折を経験。

  92年7月、日本スーパー・フライ級タイトルを獲得。94年5月、ホセ・ルイス・ブエノ(メキシコ)を12回判定で下し、WBC世界スーパー・フライ級タイトルを奪取。
  ブエノ、カルロス・サラサール(アルゼンチン)らを相手に6度防衛後、97年2月、ジェリー・ペニャロサ(比)にベルトを明け渡した。

  カウンターと技巧に秀でたサウスポーのボクサー型。
 戦績は24戦20勝(14KO)3敗1分。現「川島ボクシングジム」会長。