WBA世界スーパーフライ級王者
 セレス 小林

  1973年(昭和48年)2月27日、茨城県出身。92年4月、プロデビュー。

  キャリア前半を下積みに費やした後、4年ほどで頭角を現す。97年、98年に日本タイトルに挑戦する機会を得たが、負傷引き分け、判定負けで戴冠を逃す。98年9月、3度目の挑戦で日本フライ級チャンピオンとなる。

 

  4度防衛後の2000年8月、マルコム・ツニャカオ(比)のWBC世界フライ級タイトルに挑むが12回引き分け。翌01年3月、クラスを上げてレオ・ガメス(ベネズエラ)に10回TKO勝ち、WBA世界スーパー・フライ級タイトルを獲得。
  2度目の防衛戦でアレクサンデル・ムニョス(ベネズエラ)に8回TKO負けを喫し、タイトルを失うと同時に引退。

  粘り強い戦いを身上としたサウスポーのボクサーファイター型。戦績は32戦24勝(14KO)5敗3分。現「セレスボクシングスポーツジム」会長。