WBA世界スーパーバンタム級王者
 下田 昭文

 1984年9月11日、北海道出身。15歳で帝拳ジムに入門し、03年1月に18歳でプロデビュー。

 東日本新人王を獲得するなど順調に成長し、07年には日本スーパー・バンタム級タイトルを獲得。3度の防衛を果たしたものの08年10月、三浦数馬(ドリーム)に8回負傷判定負けを喫して王座陥落。海外遠征を挟んで10年3月、大橋弘政(HEIWA)に12回判定勝ちを収めてOPBF東洋太平洋タイトルを獲得した。

 OPBFタイトル返上後の11年1月、李冽理(横浜光)の持つWBA世界スーパー・バンタム級タイトルに挑戦。激闘を制して世界チャンピオンの座につく。米国での初防衛戦で7回逆転KO負けを喫し無冠に。

 スピードとパンチの切れに定評のある野性味溢れるサウスポーのボクサーファイター型。戦績は28戦24勝(10KO)3敗1分。